■月 ●日 No4914
幻想郷は山がちであり、飛行していても迷子になることが多い。
注意しないと簡単に遭難する。
迷ったらとりあえず上昇してから直線で移動したいのだが
大体の場合方向感覚を壊すような魔術的な何かが働いており
こいつが遭難の割合を増やしている。
八雲商事社員はほぼほぼGPSを使用して、自分の感覚に頼らず
機械のデータだけで降りる。通信可能範囲なら戦術マップと
ナビゲーションだけに頼る。
飛行している妖怪とかは安全かというとそうでもなく。
飛行している妖怪および人間にとってトップクラスにヤバいのが
ゲリラ豪雨。マジでこいつは危険。
大雨による重量増加は失速原因になるし、ダウンバーストにより
地面にたたきつけられるケースもある。
ゲリラ豪雨に出くわしたらとにもかくにも着陸する。
これが絶対必要で、森の場合は着陸エリアがかなり限られている。
水辺にも近づかないのが基本である。
そんなわけで、墜落した妖怪に衝突しそうになって
肝を冷やしました。まあギリギリラインであっちも着陸してましたが
運び出したり応急処置したりで大変でした。
まあ特に何かってことはないです。はい。