■月 ●日 No4933
うちの会社にはすっげえしょうもない部署があって、
もちろん大切な仕事なんだけど見ていてアレってやつです。
それがフリマアプリの監視作業。
たまにあるんですよ。フリマアプリにどう見てもやばそうな商品が出品されるって
サムシングです。
見つかったらどうするかっていうと一般人に成りすまして引き取ります。
たまに私にもお鉢が回ってきます。もちろん無害な。
いや正確には概ね無害な商品がほとんどです。
概ね、ってところでお察しいただけると幸いです。
どれくらいアレかといったら引き取って開封した瞬間にSANチェックが入る
って言えば業界人ならわかってくださると思ってやみません。
もちろん、多少のレベルなら平気な自分も相当大概だと思います。
もちろん受け取ったら専用の部屋で開封作業です。もちろん人間がやりませんよ。
量産型のヴィヴィットさんが開封することになってます。
なぜかアンドロイドなのに専用の服装を付けているのが不思議でなりません。
閑話休題
では、こうした業務をやっている人はどうやってフリマアプリから
探しているのかって話なんですが、一部分にAIを活用しているそうです。
普通に探していたら汚染されてしまうのでAIで一次審査するのが
基本なんだとか。この手のやばいやつは、いざ引き渡すときに
何かしらの作用が起こることがありますので、一応元の持ち主のために
警察に通報したリはします。 通報すると察していただけます。
この場合はいざ売る時に変なトラブルが起こるのでわかりやすいです。
相手に不幸が訪れないことを祈るばかりです。