■月 ●日  No5231

 幻想郷の一部地域で有毒ガス警報が出まして
 住民の避難とかいろいろやってましたがこんにちは。
 一応妖怪の仕業とすることもできるのですが、
 やってもいないことで妖怪たちが地元住民のヘイトを集める
 事態は避けねばならないので、この案件については
 幻想入りもへったくれもない運用となります。

 幻想郷は盆地であり、盆地ゆえの様々な問題もある。
 重要なことはここが破綻するような事象を未然に防ぐことである。
 そんなわけで、幻想郷には幾つかの観測機器が設置されており、同時に妖精たちが
 雇用されていたりする。彼女たちの任務は内部で発生する致命的な異変の察知であり
 博麗の巫女では対処ができない特殊な異変を検知して場合によっては避難等を
 行ったり、問題の解決等を行ったりもする。

 幻想郷の土地は特に二酸化炭素やメタンなど色々な気体が滞留しやすく
 そこに侵入するとマジであの世へ行けたりするので、処理するとか
 空気を循環させるとか色々やる必要がある。
 
 そういえば一番大変だったのが、博麗の巫女たちが地底に現れたときで
 あの時はヤマメ女史のおかげで、換気設備の投入などが行われました。
 一部妖怪たちがフルスペックが出なかったのはほぼこのためです。
 旧地獄内スタッフの皆様におかれましてはありがとうございました。  

 

 

 

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