■月 ●日 No5232
このところ幻想郷に洋風の妖怪が減ったと皆さん思いませんか?
まあ幾つかの理由があるのですが、代表的な例をご案内しましょう。
一点目が、海外に住んでいる妖怪の故郷に幻想郷がインフレーションした
というものです。幻想郷の結界の再構成をした時に発生した事象で
元は、月面戦争を行う前に幻想郷内のセキュリティホールを一度
検証して治しましょうってことになったのです。
んで100年単位で幻想郷の結界を生成するって話、
本当だったらあんなに大規模じゃないんです。原因になったのが、
あの紅魔館の主人でした。言ってしまえば彼女は招かれざる客だったのでした。
とまあ、私に言わせれば博麗大結界の再構築が実のところ
隙間妖怪によるサイレント修正のたまものであることはまちがいないです。
だってさ、幻想郷に行って言葉がまともに通じたのは紅魔館の連中位ですよ。
彼女たちがどれだけ努力して幻想郷に合わせたと思っていますかね。
言語問題はかなり深刻で、特に妹様に至っては一大プロジェクトだったとか。
結局それ以降、言語問題で支払うコストが重かったり、月面ロケットを
勝手に開発したりってインシデントがあってから、コリャ海外の妖怪を
受け入れるのは地元でやりましょうって話になったのですよねえ。