■月 ●日  No5427

 いくら幻想郷移動用のシステムが小型化しても、うちの会社で博麗大結界を
 移動する場合はゲートキーパーを通す必要があります。
 八雲商事製橙はいまだ健在です。 彼女たちは幻想郷でみられる式とはだいぶ違います。
 あっちのほうが表情も豊かで、生活をエンジョイしている感じがします。
 
 八雲商事製橙は何度も見ますが、まるで人形のような感じです。無表情で
 目は見開いており、真っ白の空間でモニターとにらめっこしている感じです。
 中央には八雲藍に似たでもやっぱり純白の衣服を着た式が鎮座しております。 
 やってることはスジ屋です。つまり八雲商事の列車のダイヤを決めています。
 顕界の列車を避けつつ、なおかつ博麗大結界の位相空間を演算、列車の荷重などを
 計算に入れてスジ書いてます。 つまりダイヤを決めています。
 
 この八雲藍は無表情なようで人生疲れたような顔をしています。
 ここまでが前提。

 問題はこいつらに一定のファンがついており、持ち帰ろうとするアホが
 出現したことです。しかも特に何もすることなく、ただ愛でるらしい。
 朝倉がなぜかその行為に納得した表情をしていたが、まあコメントしがたいわ。