■月 ●日 No5456
我々が建築する幻想郷の建物は顕界の法律が準用されるのですが
防火地域扱いでやたらめったら法的制限が多いのは勘弁して
ほしいところです。まあこれやらないとマジで破壊されるのですよね。
簡単に補修できるように壁はプレキャストコンクリートという
あらかじめ工場で作成する専用の壁材を使います。
これで、多少壊れても安心ですね。多少壊れる前提というのが
何とも言えない内容ですが。
さて、そんなプレキャストコンクリート壁材ですが
在庫が枯渇しそうです。理由はこんなもん基本的に在庫は持たないうえに
在庫の保管が難しいとこと、そしてなにより材料が入手しづらいためです。
河童どもが自前で作りたいとふざけたことを言ってます。
連中の目当てはマスコンクリートと呼ばれる大型コンクリート材
その目的は大型のダムなどの建設に欠かせない代物であります。
この大型コンクリートは普通に施工すると容易にひび割れが起こります。
顕界ではこれを専用のスリットを設けるとか温度解析を行うとかで
カバーするわけです。もちろん簡単ではないことはすぐにわかるでしょう。
連中がこれ幸いとばかりに技術獲得を狙うのは悪いことではないですが
お前らのやってる先はだいたい反社組織そのものなので、
あとで博麗の巫女にタレこまれることでしょうね。