■月 ●日  No5526

 
 妖怪変化って一般に隠れて活動しているイメージですが現代における妖怪変化は
 普通に紛争地域で戦っていることも決して少なくありませんでしてこのような妖怪の
 取り扱いはどこの国も苦慮しているようです。やばいのは、複数の妖怪が特定国家に
 肩入れしてしまうケースで、こうなってくると戦闘が速攻泥沼になることが確定するため頭痛の種となります。
 
 なぜ泥沼になるかってそりゃあーた連中の能力で発生した被害を
 敵軍のせいにするってことを平気でやりやがるんです。お互いに。
 なので妖怪変化は一騎当千であるのは間違いないのですが、戦争を泥沼化させる困ったやつとして知られていることが多いです。平時ではテロリストとして国際指名手配されるなんてこともありまして、内調から霊能局に対処依頼が来るとかなんかアレなことになります。
 
 妖怪変化たちはだいたい勝ち馬よりも負けているところに肩入れする傾向がありましてなんでって、負け戦が面白いとかそういう理由じゃなくて、勝ち馬に乗っているからこそ想定外の大被害が出ると恐慌状態に陥ってしまい、それこそが妖怪変化の
 養分になってしまうからです。 あーもう無茶苦茶だよ。

 そいでもって戦後はだいたい英雄扱いになって、霊能局など対バケモノ対策の
 当局たちが触れなくなりまして、もう色々諦めないとならないって流れになります。
 というわけで紛争地域の動画で連中が映っていたことがわかって頭抱えたのが
 こちらになります。 
 よくみると対抗している側もキルリアン振動兵器使っていてさらに頭痛くなります。