■月 ●日 No5741
ハロウイン案件である。やっぱりというか予想通りというか
騒霊たちが、外国人の入国に交じってやってきており要注意人物として
マークされることになった。こいつらは顕界で演奏すると、確かに
グルーブ感を出してくれてイベント会社などが重宝するんだが
この手の祭りで突撃されるとかなり危険な状態になる。
特に霊能局ではこうしたバカ騒ぎに乗じて、大災害を起こす妖怪を
警戒しているんだとか。
たとえば、バカ騒ぎをしている人たちに向かって大衆車で突っ込む
ミサイルと呼ばれるテロ活動はかなり危険である。
特に怖いのはこうしたテロ活動を起こす犯人というのは何者かにコントロール
されており、しかもややこしいのは社会的に地位がある人が狙われるんだとか。
当局が逮捕するかどうかで悩んでいるすきに自分は逃げおおせるという
やり方だそうで、この手の妖怪は国際指名手配されているんだとか。
ただ、小兎姫はこの件についてはそこまで深刻に見ていないとも言われた。
というのもこの手の連中は現在紛争地域で活動しているのだが
脱出できなくなっているんだという。このまま封じてくれればいいので
けがの功名としているんだとか。すっごく嫌な話だ。