□月 ●日  No4747

 八雲商事としましても反社対策は緊急の課題であります。
 なんで課題かいいましたら、妖怪って結構な確率で
 反社と多少なりともつながっていることが多いからです。
 もちろん社会的に成功した妖怪もいるわけなので、これはたまたま
 というしかありません。霊能局の昨今の取り締まりの多くが
 妖怪が起こす反社会行動だったりします。昔の霊能局は
 祭祀とかをやってるところで秘密警察的な存在でしたが
 現代ではかなりオープンに活動を行い、普通の警察のような
 施設や機材を使用しているのです。

 たとえば妖怪変化といえば薬物が問題となります。
 魔術をつかうために薬物を運用する者がいるからです。
 人間が使うと危険なわけで魔術コミュニティにはしばしばがさ入れが
 入る傾向があります。
 こうなってくると最早笑えないサムシングです。

 また妖怪の能力をきちんと使い切ると、特殊詐欺なども
 かなり有効に機能します。もちろん対策をとっている機器なども
 あり、家電業界の中のサプライに忍ばしてあるという
 すごいこともあります。
 
 このように反社の問題は実のところかなり深刻な問題なのです。
 まあ昔と違うってことですね。