■月 ●日 No5782
そもそも幻想郷の水ってそこまで良い水じゃないので実はろ過がいる。
水はけが悪いので、きちんと排水しないとまずい。水が腐ると言われる
雑菌繁殖状態に陥る。こうなると逆浸透膜で処理するか、過熱して
高温にするしかない。実は幻想郷の温泉施設はこうした水の
雑菌繁殖を抑えるために使用している。これが妖怪の山で発生する
煙の正体だ。
さてこのことを理解している連中がお湯のお風呂に入るかっていうと
そりゃ結構厳しいのである。寧ろその意味ではヴァンパイアの主人たち
のほうがよっぽど衛生に気を配っている。そりゃそうしなきゃ
妹様のいるところはカビだらけのやってられない場所になるのだ。
かくして体を強制的に洗浄する戦いが始まった。てめえら汚れを
洗い流しやがれ。なおカミたちはみんな集まる時に体の除染とか
やらされているぞ。お前らも同じようにやるのだと、会議に集まる
連中がすげえ目を輝かせながら強制洗浄する姿を見てそこに
アニメの温泉シーンとは違うただのイモ洗いのようなサムシングを
見るのである。