■月 ●日  No5817
 
 疑似スペルカードを利用するための端末が普通の携帯電話並みになりまして
 タッチパネル型になって利便性は増えたはずですが、相変わらず私の
 利用できる弾幕らしい弾幕はなく、疑似スペルカードと普通のスペルカードの
 差はどんどん縮まっている感じです。

 というか霊能局の皆さんは完全に疑似スペルカード移行済みです。
 見た目優先である必要はないし、実用一辺倒ならそれでもOKである。
 なにより立ち上がりが早いし、外部から実行もできると聞いて
 それはそれで自爆兵器に使われそうで怖いと思うのだが、そこは
 大丈夫になっているんだそうですよ。

 それよりも飛行できない人間をほんの数秒空を飛ばせることもできる時点で
 かなりすごいと思います。これでオリンピックでもやったらいけるのではと
 尋ねたことがありましたが、ドーピング扱いになって則失格と聞きました。
 まだまだ制御が難しくてほかの運用が難しいのが玉に瑕です。

 まあ俺たちを人体実験に使ったんだ。少しは手当てをくれよと思います。