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■月　●日　　No5931

　警察機関とか公務員やってる人が妖怪だったって話は結構聞くんですが
　大体の場合妖怪の能力がどうこうじゃなくて年の功でコミュニティの
　中身を知り尽くしているっていうことでそっち方面で活躍しております。
　特に大災害とかありますと、死者行方不明者とかを判別したり
　被害測定をするとかもよくやってます。

　私が聞いたのは当時の気象庁の役員で頑丈だからと、地震の震度
　割り出す仕事やってたって話でしたが、現代では測定震度と対外の
　震度はきちんと計算で出るようになってますね。
　さすがに大災害だと、数字が出ないことがわかってそうなったとか。

　話を戻しますと妖怪は概ね土着なんで、公務員と相性がいいんです。
　最近では人間の公務員を増やしてくれって話もあるのですが田舎の公務員となると
　話は別です。頑丈で体力のある妖怪はすぐに入れます。
　何しろ年齢で体力が減る心配がないって言われてそりゃそうだと思いました。
　
　一方で事務員とか人間でもできる仕事はどんどんおいやられているそう。
　私の印象ですが戸籍関連を取り扱っているところとか妖怪が仕事をしている
　ケースが多いですね。