■月 ●日 No5935
霊能局には昼行灯のような人の一方で小兎姫のような荒事メインもおります。
警察上がりの警護隊ですが実態はというと、伝統引継ぎのための訓練とか
皇宮護衛官に混じって活動するケースもあります。
一方で、施設の一角で一人汗をかきながら延々祈っている者もいます。
この人物はいわゆる網を張っている者で、比較的大きな案件を検知して
報告する業務となっております。このような施設はいくつかありますが実態は
不明です。少なくても数人はいるんだと思います。
彼らが異変を察知すると、先行でUAVが調査し場合によってはソナーのような
キルリアン振動を放出するケースがあります。わかる人にはわかるこの現象は
あまりやりすぎるとUAVの位置を割り出される原因となるため、慎重に行われて
いるようです。そこからはじめて荒事専門部隊が動き出します。
ただ、これ広域展開される関係で近くでバケモノの目撃証言が増えて
最後は事故物件検索サイトに掲載されるってパターンがちょこちょこありまして
それはそれで困るって話を聞きますね。
大体事件が起こるのもロケーションの影響があるからキルリアン振動も
特定地域に集中するとかなんとか。