■月 ●日 No6175
顕界における妖怪というのは概ね無害な輩が多いんですが、最近では
色々と世知辛い世の中になったためかいろいろな犯罪関連に手を染める案件が
増えているわけであります。
というわけで今回は米帝の話。妖怪たちのテクノロジを得るために
移民を無制限に受け入れることで、人類に紛れている妖怪たちを米帝に
入れるという暴挙に出ています。
しかも彼らをなんと高級ホテルに住まわせるという無茶をしておりまして
当然連中はというと高級ホテルの中で自分の生活方法を維持しようとして
自炊とか始めてしまうんです。
それでスプリンクラーが動いてしまったとか笑えんわそれはという。
モンロー主義に走るケースもあるんですがこの場合はこの場合で、
結局妖怪たちが一部企業に集中するという弊害が生まれていまして
それはそれでどうなんだというのですが、今の状態は妖怪だったらどんなんだって
いいやの精神で上級国民扱いしていますからたぶんあとで大統領選挙あたりで
ひどいことになりそうです。
とまあ、そんな話をハネムーン帰りのまな板から聞いたわけですが、
知的集団化した妖怪はマジでバイリンガルを超えてなんでもできるって
事実をとても感じております。まあ寿命が長い妖怪を国にとどめたいというのは
気持ちはわからんでもないですね。