■月 ●日  No6180

 現実の異空間に関する案件。
 一般のイメージを見ると、ちょっと不思議な現代風世界観だが
 ネット界隈で出ているのはゲームの世界って言ったほうがいいかもしれない。
 街並みとかは使いまわされるし、世界を作ってるところで高度に規格化と
 コモディティ化が進んでいると思う。

 幻想郷はというと、厳しいだけの雪国であり、はっきり言って試される大地扱いだ。
 住んでいる人の寿命は顕界の半分だし、年齢を聞くとイメージが違い過ぎて
 なんだそりゃってなるだろう。
 はっきり言って妖怪が生成する異空間のほうがいくばくかマシって話になってる。
 
 異空間と言えばこの技術を使って災害救助に応用している奴がいる。
 対象空間を広くとって一度人を異空間に避難させるってやつだ。
 これはかなり効果が高いが、実際には万能ではない。エコノミークラス症候群
 発生して一気に厳しくなるケースがある。上に載っているものがなくなるのだから
 仕方ない。それでもそういう救助を行っているレスキュー専業妖怪がいるのは
 知っておきたい。