□月 ★日  No603 段ボール整理なのです


うちの会社の資料室を整理。保存期限が切れた書類とかを分けてシュレッダーにぶち込む作業
単調な作業なのだが段ボール箱を開ける作業はまるで宝箱をあけるかのようでとても楽しい。
たまに凄いものが発掘されるのがとても楽しみである。 楽しみなんだ畜生。


段ボールのふたを開けると何やら異臭が漂っている。布団圧縮パックに包まれて入っていたのは
隙間妖怪の衣服サンプルであった。 何回か試着したのか分からないが、腐臭と香水の臭いがいい感じで
ブレンドされてちょっと気を抜けば吐きそうな代物である。
売れば一儲けできそうだが、おもわず箸でつまみ上げてしまった。 次


朝倉の段ボール、もうカオス空間だと言うことはわかっている。中を見ればいろいろなものが雑然と
入っている。 8インチのフロッピーディスクとか、当時のアイドルの写真とかいろいろ出てきた
仕事の書類は全体の2割もにも満たなかった他はゴミ。
ケーキの袋が5年の歳月を経て発掘されたときはどうしようかと思った。開封したら大変なことが
起こっていそうで背筋がそくっとする。


明羅女史の段ボールも発見
思わず開けてしまったら、ゴテゴテしたピンクのグッズがたくさん現れた。
見た瞬間かなりやばいと感じ入る。 整理はされているものの一瞬異世界にでも迷い込んだような
衝撃的な物体であった。 彼女の本質はギャルだと理解した。


催事用に使っていた段ボール箱を発見。 中を覗いたらなぜか笹が入っていた。
短冊もつけっぱなしになっており、思わず中身を覗いてみたら「胸が大きくなりますように」と
達筆すぎる字で書いてあった。 誰のものか書いたらあの世で強制労働の憂き目に遭いそうなので
やめておく。


注文票も整理。私が着任する前の注文表を見てみる。
紅魔館がきたばかりの時期に発注した美鈴女史の衣服まわりの注文票を発見。改めてスタイルがいいと感じ入る。
名前の欄に彼女の字で、「中国ではありません」と書いてあった。
鴉天狗、以前より太った模様。例の神社による連日連夜の宴会で食べ過ぎたことがわかる。
香霖の注文票、これの中身が見られる機械とビデオテープの資料が書いてあった。
題名は「女教師放課後の個人授業」と書いてあった。女優の顔が心なしか上白沢に似ている気がする。
白玉楼にいた頃の魂魄の注文。 食い物ばかり。お嬢様は当時から大食漢だった模様である。
こいつら全然進歩していない。
中間管理職狐の衣服サンプルはほぼ崩壊していた。虫を一緒に入れてしまったらしい。


ボスの箱。開けたらドロワばかり。
中にメモ書き。 「プレミアつきだしたら売る」とだけ書いてあった。
新しい箱に詰め直して見なかったことにした。
ただ、博麗の巫女の衣服がなぜか一緒に入っていたのはどういうことだろうか。

感想 つかれたとにかく言いたいことは山ほどあるんだがつかれた。