□月 ●日  No1085 八雲商事の一日(昼シフト編)


幻想郷生活の事例を見ていただきたい。
この生活内容に違和感を感じないのなら、幻想郷で仕事をしても取り敢ず何とかなるはずだ。


  現地での朝 日の出直前に起床。 夜型人間は無理。
  炊飯ジャーがないところはもっと早くから起きないといけない。
  あるだけでかなり楽。


  洗顔歯磨きのあとに街へ繰り出す。
  妖怪たちは皆睡眠モード。 ゆえにこの時間は意外と安全だったりする。
味噌汁とご飯と納豆さえあれば朝食は事足りる。
  現地法人に繰り出す。


  出社、一番早く来ているのは明羅女史。 机の上を拭いている。
  いきなり紅魔館に注文受けてくれと言われて鬱になる。


  日が高くなると主人の意志を聞くのに時間が掛りすぎるので
  急いで注文を受ける。 不機嫌そうなメイド長からメモを貰っただけ。
  相変らず怖い人だ。


  戻って一服する。 お茶とみたらし団子を食べて次の現場へ
  香霖堂に小包を届けることになる。 デストロイヤーたちに見つからないように 
  注意したい。


  昼、香霖堂で昼食をたかるもといご馳走になる。
  こっちは代金を払っているのだ。 文句は言わないで欲しい。  


  午後 阿礼乙女の邸宅に物資をまとめ発送。
  筆記用具の類からコメなどに至るまで多種多様。
  どちらかというとスタッフまわりのための商品が多い。


  会社に戻って伝票処理。
  仕入れ伝票にデータ印をちくちく押しておく。 
  この辺は割とアナログ。


  おやつの時間で自分のシフトはほぼ終了。
  以降残業タイム。 報告などを済ませる。
  朝倉さんの机の上がかなりヤバイ。


この辺で大体の仕事が終わりとなる。 残業がなければここで帰宅できるのだが
実際はそこまで甘くなく夕方くらいまで仕事となる。
夜シフトの場合はもっと時間がずれ込む。 朝がゆっくりとなるので割と楽。


以上が八雲商事の基本的流れである。
あくまで基本であり、実際には妖怪たちの話に付き合ったりするなどで
時間が色々ずれることが多い。
なかなか上手く行かないものだ。