□月 ●日  No1392 販社さんは大変だよね


うちの出入りの販社さんの担当が変わったのでご挨拶。
良くある風景なのだが、その担当者が女性社員にとって何か琴線に触れるらしく
大盛り上がりしているわけだ。


当たり前と言えば当たり前だが、どんな商品もメーカーから直接取引できるとは限らない。
多くの場合は販社を通して購入することになっている。
販社を通すことで小ロットでの注文とかも可能になっている。 
送料はかかるが小ロットは魅力だ。


また、取引量も多いため、うちの会社で直接取引するよりも値段が安い場合もある。
不思議に思うかも知れないが、会社で直接商品をとっても実績数が少ないと
値段が上がってしまうのである。
しかも販社と違い、専用伝票を通してくれないという問題もある。
仕入れ伝票などは専用伝票でないと色々面倒だったりする。


というわけで、新しい担当者と顔合わせ。
朝倉が必死にアピールしているので横からフォローをいれる。
もう言葉がでない。
北白河が一瞥しただけで、評価が完了したのかそれ以上話に参加してこない。


浅間が今度酒を飲みに行こうと誘うが、誘いに乗るとあの世で我々に会うことになるだろう。
明羅女史の反応が色々楽しみだったが、予想通りあまり反応が無かった模様。
ロックオンされなくて良かったと思う。


というわけで新しい担当者と名刺交換して話は終了。
電話番号を登録して、いざとなったら色々頼む予定である。
極端に短い納期希望の紙を見て、固まっている新担当者に
命のやりとりがないだけマシと言っておいた。


まるで、普通の会社のようだって?
当然だ。 幻想郷に関わっているからと言って八雲商事は普通の顕界の会社なのだ。