ボスが夜なべをして謎の訓練施設を作っていたとか何とかで、幻想郷のシステムを小型化した
ダンジョン型施設なるものを作ったらしい。
幻想郷のシステムとは所謂切り取った世界を組み合わせ再構築するというものなのだが
小型化実験と、スペカルールだけで戦うだけではどうしても戦闘能力を上げるのに限界を
感じてしまったとか色々考える物はあるらしい。
一応デバックと言うことで朝倉、冴月、魂魄の脳筋３トップで臨んだそうだが、
エミュレーターとはいえ強力な妖怪が攻撃してきてかなり苦戦したらしい。
丸一日この中に置き去りにしたそうだが、こいつらだったら多分大丈夫だろう。
お土産として出された物に目を通すと意味不明な物ばかりで軽く目眩がする。
ボスは一体どういう意図でこんなものを用意したのか。
出来損ないのプラモデルや、じゃがいものお菓子、安物の衣服などである。
身につけると一応エンチャントアイテムとして機能するのだそうで、
それを装備しながら進んだらしい。
この訓練施設を使って、普段は弾幕ごっこだけの幻想郷ルールに風穴を開けるのだそうだ。
最近は殴り合いどつきあいもあるし、訓練のバリエーションは増やすにこしたことはないと
いうことなのだろう。
この施設、一応宮殿の外見をしているが、適当な謂われが必要だと言われたので
スペカが使えなくて嘆いたボスが作ったってことでと応えたら、ハリセンでどつかれた後に
採用になった事だけは記しておく。 ところでこんなところを妖怪達が利用するかどうかは
未知数だ。 まあ、危険地帯であることは間違いない。
