□月 ●日  No1669 しゃべるインテルナイトメア


S:HEYボブ とうとう俺たちのラジオが始まるぜ
B:そうともさスティーブ、早速だがゲストもいるんだぜ。
S:最初から豪華だなボブ。
B:本人からたっての希望でなスティーブ。
S:いやな予感しかしないぜボブ。


A:誰がいやな予感だって?
S:わかっていたさ わかっていたさボブ。
B:というわけで今日のゲストは朝倉理香子です。
S:どうして呼んだんだボブ。
B:皆まで聞くなスティーブ。


A:さっき、悪魔の使いが魔法使いになりませんかって勧誘してきてね。
S:魔法少女のコスプレでもするんですか。
A:黙れデブ。
 確かに今の私にはそんなことは間に合っているし、でも興味あったから
 話だけ聞いてみたのね。
B:ババアの魔法少女姿もそれはそれで萌えるよな。スティーブ。
A:黙れアニオタ。
 ほら、魔法少女ものってまず魔法使いになるまでのプロセスで小動物とか
 外見だけかわいい生き物が出てくるでしょ。
B:魔法少女ものの定番だな。
S:少女!?


A:で、魔法少女になったらなんでも願いを叶えてあげると謂うからさ。
 とりあえず100個願いを叶えろと言ったら、それはできないというのよ。
S:普通そんな願いを頼む奴も頼む奴だよなボブ。
B:彼女らしいといえば彼女らしいなスティーブ。
A:だから、できませんで済んだら警察も極道もいらんだろって返したのよ。
S:いや、あなたが極道そのものじゃ。
B:消される前に黙っておこうぜスティーブ。


A:交渉の末、三個の願いに絞ってもらって。
S:あれって交渉できるものなのか。
B:もう朝倉がなにやったって驚きはしないよスティーブ。


A:とりあえず二つほど願いを叶えてもらって。
B:三つ目は?
A:もちろん、この契約を破棄しろって
S:外道だ。


A:そしたらさ、その小動物すべての魔法少女の敵だって言い出してね。
S:いや、普通はそうなるだろ。
B:魔法少女が集まってくるならそれはそれでグッドなシチュエーションじゃないか
 スティーブ。
A:軽く魔法をぶっ放したら逃げて帰ったわ。
 多少穴は開いたけど。
S:それってSATSUGAIですか?
A:あの程度で死んだらあの職業はやってられないわよ。


S:おいボブ、今度はまともなゲストを呼ぼうぜ。
B:わかっているさスティーブ。 一応、次のゲストの目星はついているんだ。
S:ほう、すごいな。
B:というわけで今日のラジオでした。
A:何私を差し置いているのよ。


おつかれさまでした。