□月 ●日  No1826 幻想労務環境


外の世界がつらいからって幻想郷に行きたい人へ。
幻想郷の労務環境はお世辞にもよくありません。
というわけで、幻想郷で普通にはたらく人これはすなわち八雲商事ではなく、
民間の会社で働いている人の労務環境である。


基本的に幻想郷では祭の日以外は基本的に仕事である。
もっとも朝一から仕事でも夜遅くまで仕事というわけではない。
ただし拘束時間は短い。これは幻想郷の労務環境である。
一日の労働時間は概ね5〜6時間くらいか。ただしこれが毎日続く。


何故こんな話になったかというと、私が仕事しすぎだと言われたからだ。
もちろん休日も普通にとっているし、先日の休みでは映画館でアクション映画を見て楽しんでいる。
外の世界からすれば決しておかしな労働環境ではない。
それでも仕事のしすぎと思われるのは些か不思議な気分ではある。


メイド長の仕事ぶりを見てみると、意外と休んでいる時間帯が多いことに気づく。
どうしようもなく疲れたら時間停止して休んでいるのかと思ったが
停止している時間は結局集中しているので時間単位の効率が上がるだけのようだ。
しかも事情が知らない人から見れば、ただの虚弱体質としてみられるらしい。
彼女が顕界にいたら違う意味で苦労したんだろうなと思う次第。


これは博麗の巫女でも例外ではない。完全オフというのはほとんど無い。
もっとも365日休みみたいな暮らしなのでこれをなんと言っていいやら。
しかし、彼女も彼女でスクランブル発進は休み関係なく行われるので結構大変だと思う。


結論として、幻想郷の暮らしは顕界とは違う意味で色々大変である。
顕界のワーカホリックと比較しては駄目だが。