□月 ●日  No1909 感染症も進化します


こうなることは容易に想像できていたが、看過できなくなってきたので取り上げてみる。
3馬鹿達の体力低下が著しい。正確には幽霊のあっちは全く問題ないのだが、増えた体重も
早くも元に戻ってまた危険な状態に逆戻りである。


3馬鹿のうち二人は薬屋の元を行ったり来たりである。あまりに常連になったので
通院している人たちと顔なじみになってしまった。


理由は何か。これも予想は出来ていたことである。彼女たちは寝過ぎてしまった。
そして近代のウイルスに対してまともな抵抗力を持っていなかった。これにつきる。
これは大がかりな手術によっても起こる。 体質の変化によりあり得ないような病気にも
掛かるのである。


まず3馬鹿を襲ったのは麻疹である。体力を落とした原因は概ねこちらになる。
仙術により死の病ではないとは言え、仙術で何とか出来るカテゴリーではない。
それで、意識が回復してはじめて点滴と注射の治療を行った訳なのだが、
いままでに無い治療法なため仙人もどきが暴れる。 


聖徳王なんか「鍼です」であっさり通ったというのに。
しかもあっという間に終わったので、これで終わりなのですか?真面目にやっているのかと
言われる始末だ。薬屋の「未来の鍼はすぐに終わる」と気の利いたことを発言したのが印象深い。


それでも点滴を終わらせると、仙人もどき 今度は「鍼は凄い」と言ってはしゃぐ始末。
栄養剤を点滴しただけなのだが、未体験の回復で相当驚いたというところなのだろう。
今の段階で安静にしてもらわないと困る。


そんなわけで、3馬鹿に大量の予防接種をする案が持ち上がった。
そういえば、大師様なんかはどうしているのかと思ったが、多分連中は体力だけで
全部カバーしていそうなのでとりあえずコメントしないことにする。


とにかく、今は体力の回復を優先しようと思う。 面倒ってレベルじゃないな。