□月 ●日  No1921 皆既月食?


皆既月食だそうです。要するに月が綺麗に隠れて赤い月になるそうです。
社内では警報が鳴りまくっており、妖怪達の治安が悪化する可能性が叫ばれています。


紅魔館はというと。何も起こりません。皆既月食を見てお茶会です。
赤い月だから何を騒ぐのという具合です。杞憂にも程があります。
彼女たちは皆既月食がただの星の動きによる自然現象であることをきちんと理解しているわけです。
だから天体観測ショーが来たら普通に月見をするだけです。
強いて言うならノーレッジ女史でしょうか。せっかくだからということで望遠鏡を使って
観測しているわけです。 もちろんそれ以上も以下もありません。


一方で、綿月姉妹はというとこちらの方に来ております。
天体観測ツアーなるものを企画 徒党を組んでやってきております。
うちの社員がガイドをやっているのですが、アホな妖怪達が我々をただの人間と勘違いして
襲いかかり、怒濤のごとどつかれ、向日葵の如く取り囲まれ、ストンピングを受けたりしますと
色々胸が熱いです。中に一部喜んでいる変態がおりますが、多分気づいていません。連中。


例月祭が色々荒れている中、小兎姫はほぼ戦場みたいな状態になっているわけで。
ヴァンパイアの主人に言わせると、それは単なる気のせいであり、さらに言わせて貰えば
月が赤いから暴れようという短絡的理由であるという。
そういえば、美鈴女史がいないが、彼女も今取りしまりに動いているとのことです。


で、この世の終わりのような騒ぎを起こしている奴がいるんですよ。
それは聖徳王の一味なのですが、今、うちの社員が鎮圧にあたってます。
何かの凶兆なのではないかと騒いでおります。 この辺当たりが命蓮寺と好対照で
色々コメントしがたいものがありますね。