□月 ●日  No2002 これで少しはマシになるでしょう


無縁塚で火災発生、燃えている物は明日に使われるものだということで皆顔面蒼白。
もともと蒼白なのにさらに蒼白となる様は無情というしかないわけで。



雛流しという名の産廃垂れ流し前日となりまして、厄神側と川を主生活場とする妖怪との折衝が
今も続いている次第であります。
もちろん厄を流す行為をきちんと行わないとそれに伴う問題が噴出するだけに、きちんと
行わないといけないわけですが、流し雛にわざわざヤンキー電飾改造を加えているのが
河童達だと考えると色々胸が熱くなる次第です。


今年は無縁塚の未来に生きている連中も参戦するそうです。
お前らは流される立場だと思うのですが気のせいでしょうか。
厄神様が訪問すると既に手遅れな代物が作られてしまっていたとのことです。
幸いにして邪神ではなかったということですが、多分問題はそこではないと思います。


最近は無縁塚の間での最新流行はずばりスタンガンだそうです。
唐突に何を言い出したのかといいますとスタンガンです。
事象現人神をスタンガンで攻撃するという薄い本が無縁塚で流行りまして
それを流そうとか考えて居るようです。
どうみてもスタンガンテロにしか見えません。
漏電しますしね。


これら、侵略行為に対しまして、流して赦しましょうとか言えないレベルになっているのが
厄神様です。普段はとっても穏和な方ですが表情が硬いです。


話が最初に戻ります。そんなスタンガン内蔵流し雛がこうして燃えているわけですね。
火の気もないといいたいところですが、実は無縁塚ではこうした不審火って結構有るのです。
たとえばバッテリーの類が幻想郷にやってきまして熱を帯びるとか、そうしたパターンでの
不審火は結構な頻度であったりします。


朝に焼夷弾を持っていった冴月さんについてはノーコメントとさせていただきます。