□月 ●日  No2345 いわゆるねつ造


顕界でご神木に傷をつけて枯らした後、銘木として売りさばくブローカーがいるようですが
幻想郷が生まれた時も似たようなことをやっていた連中がいたなあと回顧する
八雲商事社員を見て、あまり昔も今も変わらないのだなと思う今日この頃ですがこんにちは。


この手のモニュメントの類は年数が経つと色々な謂れがついて、色々とクラスチェンジするのが
常でありまして、クラスチェンジの末に怪しげな謂れがついて収拾つきませんなんてことも
普通に起こることであります。
この前もだれが見ても全く関係ない代物にいろいろ謂れをつけていたら
数年後には数百年を生きた何とかとかになっていて、こうやって謂れはねつ造されていくのだなと
思う次第です。


毘沙門天の代理っていうのもある意味ねつ造の産物ですね。
あの辺に関しては色々な意味で複雑怪奇な状態で本当の意味で纏まっているのかどうか
大いに疑問なのですが、とりあえず適当な口実さえあれば人間も妖怪も
纏まるのだなあと思う次第であります。


つまりですね、そうなんですよねつ造のレベルが高ければ高いほど、そいつを
解体すると色々問題が起こるのです。ギャップってやつです。
そいつが物として拡散した時色々な問題が起こる。根っこも十分危険なんですけど
私に言わせればギャップが起こす地味な問題って結構大きいのですよ。
下手すれば環境までも左右する場合すらあります。
地下水のルートが変わったなんて話も聞きますからシャレになりません。


よく地下水が枯渇したことで村が全滅したという話を聞きますから
その辺をもって祟りというんですよね。実際。
もうちょっと因果関係説明できれば、損賠賠償請求とかできそうですねこれは。