最近は消えるペンって便利なシロモノがあるんですね。
ただ、これ車の中に入れっぱなしにすると文字が消えるってんで使用しないことになっているんですが
朝倉がショートカットスクリプト言語を用いた魔導書を作った時、結構活躍していたと聞いて
色々頭を抱えております。
要するに徹底的に低容量にまとめた魔導書って奴です。
超小型で、忍ばせることができるので、拳銃におけるデリンジャーのような使い方ができます。
これが一部分消えるペンで書いてあるっていうので有名なのです。
ここで消えるペンについて簡単に説明。これは温度によって透明になるという特徴があります。
摂氏60度で文字が消えてなくなるわけです。
ここでポイントなのは実は冷却すると元に戻るという部分です。
つまりですね、プログラムを再帰させる際に、魔導書を加熱して文字を削除、
または冷却して文字を復旧させることで少ない文書サイズでも魔術プログラムを
分岐処理できるというものなのです。
応用しますと、敵が高熱で攻撃した時と低温で攻撃した時に外部温度で
分岐することが可能ということになります。
タネがわかれば容易に対策されそうですけど、これはアイデア賞ものですね。