幻想郷において少なくても街中では人間は妖怪を恐れないといけない。
これは中途半端に妖怪を知っているからこそ起こる現象である。
ぶっちゃけこういう状態にある人間ほど始末が悪く扱いにくい者はいない。
こまったことだが我々になるとだいたい一周回って妖怪を恐れるようになる。
それが妖怪にとって心地よいらしいのだがこっちとしては妖怪と知り合う
リスクを重々承知するはめになるのでこれはこれで仕方ないという。
というわけで、我々としては妖怪を恐れつつも付き合って、でも
奥まで肩入れしないって言うのが最適なようだ。
大体中に入って実態を見ればおおかた碌なものではないものだ。
幻想郷はあまりにも中途半端に妖怪に接しているので
妖怪に対して恐怖を感じないものもいるがこれは結構ヤバイ傾向だ。
まあ、人によってはこっちが妖怪よりたちが悪く妖怪への
畏怖を加速しているっていう人がいるがな。