□月 ●日  No4729 インテリアエレメント

 幻想郷といっても、実のところ幻想郷に入るもののルールは
 きわめてガバガバです。本当に適当で、明確な基準はないというのが
 個人的感想です。とくにインテリアエレメントの類はかなりぐちゃぐちゃです。
 というのも、インテリアエレメントは昔から使われているものが多く

 厳格に適用することが困難だからです。
 また厳格に適用したら果てしなくコストがかかるとか、または顕界の環境に
 深刻な悪影響を与えるなどの理由があります。 
 そんな家具の類でそんな馬鹿なと思われるかもしれませんが、問題は材料です。
 有毒な材料とかもありますし、条約違反となる材料なんかもあります。

 なのでこういったものの場合は魔術生成などを利用して等価交換の術などを
 徹底的に運用します。ここでいう等価交換とは、物質的に同じものを用意する

 ってもので材料そのものではなく物質である点で重要です。
 これでも魔術生成はとんでもないコストと時間がかかるので
 そうそうやろうって人はいません。着替えの術でさえ、実はクロークカードに
 隠しているのだからだれもやらないわけです。

 そんなわけですから結局顕界の合板とかを使ってお茶を濁すことが多いです。
 桐などは顕界でも幻想郷でも使えます。接合金物もそこまでシビアではありません。
 みんなが思うよりもはるかに緩いってことだけ知っていただければ結構です。