□月 ●日  No4769 ご挨拶

 本日はパンデモニウムという施設にご挨拶に伺いました。
 パンデモニウムは現在高高度に移動もとい避難中でありまして、
 移動には地下を経由して移動するという面倒なことになっております。
 それもこれも博麗の巫女がアーキテクトの研究施設を
 派手に破壊してくれたためです。マジで害悪です。
 
 同行は北白河と朝倉、二人とも仲が悪いわけではないが
 ちょっと針の筵である。それは二人ともキツい風貌だからである。
 どうしてこうなった。
 
 本来研究施設は年内には完全復旧の運びになっていたはずだ。
 しかしながら顕界でも災害が頻発して資材が入手困難になってしまった。
 それどころか顕界にうちの会社の在庫を放出しないとならなくなった。
 これは八雲商事が災害協力会社になっているためである。
 表向きは別の会社を経由するが実際は当社がなんとかする。
 たとえば危険地域の突入などは妖怪変化のほうが有利であることも
 多い。この場合は妖怪たちも人間に恩を売るチャンスと考えるようだ。

 そのせいで現在アーキテクトとボディーガードの手勢は
 パンデモニウムに居候しているのである。
 邪魔じゃないかとても心配だ。 特にボディガードとメイドの
 夢子女史との関係が心配である。