■月 ●日  No5744

 博麗の巫女が食あたりをしたっていうんで、阿礼乙女の主治医を投入して
 治療しております。阿礼乙女はどうだって?ありゃ当面大丈夫でしょって
 話になりました。自称現人神が健康寿命の概念を投入しまして、
 体を鍛えさせた結果、衰弱死が最高に遠のいています。
 もうですね、私が移動しているバイパス通路使って、生きながら冥界行きを
 本気で検討すべき状態です。

 閑話休題

 博麗の巫女ですが、点滴を受けることになりました。
 現状では体調が悪いから針を刺しても問題ないし、鍼灸だと主張して
 点滴うたせることになりました。結構よくやる手法らしい。
 点滴だと抵抗はあるが鍼治療なら問題ないんだと。

 一応、どんなものの中毒なのかは一応把握済みで、それを踏まえて
 治療方針を決定。点滴に薬を混ぜて投与という流れです。
 たぶん効果は確実に出るでしょう。

 問題は。

 2時間後、元気になった彼女が自分の腕から伸びる管に驚いて
 大騒ぎした挙句、周辺をぶっ壊し、元気が余ったのか、
 主治医の身柄が危なくて結局点滴を外すことが出来ませんでした。
 結局自分で外したらしいんですが、もう大騒ぎです。
 しかも彼女は点滴のお陰で治ったことを理解できません。
 面倒なので阿礼乙女に説明してもらいます。