■月 ●日  No5811
 
 うちの局長とメスゴリラが幻想郷に行ったので少し平和なまな板や。
 もっともいない間も事件は起こるから決して楽ではあらへんで
 平和と言っているのは新しい課題が出ないときや。何かしらの催事の準備は
 つつがなく行われているで。
 ほかのところと違うのはうちの祈祷とかをやってるところが流行り病の対策を
 やってるってところくらいやろうな。

 最近はよほど何かない限り、暴れるような妖怪はおらんな。
 こんなことをするくらいなら紛争地域で暴れたほうがマシっていうんで
 出張して義勇兵やってる奴ってのがいるんや。厄介なのはこの手の奴は
 外国からどう映るかを前提に勝ち馬にしか乗らないんや。
 
 それでも一部のアホな輩は普通に危害を加えてくるのもおってな。
 こういうのを取り締まるってのも必要なんや。
 たまにあほなやつがおってな。うちの時は問題なかったのに
 なんで死んでからも法を守らないとならんのやってほざくんや。

 もちろんこういうアホはどつくのに限るんやが
 一番効果的な奴もあるで、これは「壁に埋める」これにつきるで
 よくあるやろコンクリ詰めにして海に捨てる。
 あれはかなり妖怪でもきついで。ほぼ確実に意味消失するで。
 
 これをうちの用語で「マグロ漁船に積む」って言ってな。
 そういうことなんや。