■月 ●日  No5971

 このところの幻想郷について簡単に語りたい。幻想郷が決して楽園ではないことは
 もう腐るほど語っていることではあるんだけど、最近では幻想郷の生活水準と
 顕界の生活水準がかけ離れすぎているため、かなり厳しい状態になりつつあります。

 そんなこともありまして最近では、顕界の技術導入は割と自重しないようになっています。
 特に過去の技術を幻想郷に導入すると不具合が多く出ます。顕界で廃れるのは
 それなりの理由があるし、第一幻想入りしているといっても場所によっては
 現役だったりするので、もはや幻想入りの定義すらかなり怪しいものと
 なっているためです。

 特に顕界の最新技術のほうが環境負荷が小さいってのがありまして
 自然を残すとかいっても、昔のほうが環境負荷が大きいなんてことはよくあります。
 そんんわけですので、顕界からやってきた妖怪が幻想郷の河童たちをしかりつける
 場面をよく見かけます。あいつら平気で土壌汚染とか水質汚染やってくるから
 残念ながら当然なんですけどね。