■月 ●日 No6052
大型妖怪もいればミクロサイズの妖怪もいるわけですよ。
ニサイズの妖怪と言えば一寸法師が有名ですが実際にはもっと小さな妖怪がいるものです。
小さいからさぞかし脅威だと思われますが彼らも彼らで世知辛い状態です。
かつては小さな体を利用して工業の世界でブイブイ言わせていました。
小さいことはいいことであり、小さければ公差もわかりやすいのですよ。
ところが加工機械の品質が上がりまして彼らのメリットがどんどん小さくなりました。
つまり職人芸が必要なくなってきたというわけです。
そんなこんなで、彼らはこの20年で思いっきり幻想郷に移住しております。
まあ大変でした。専用車両を用意してマトリョーシカのように乗り物の中に
乗り物を用意する荒業で運びましたよ。
小さいものを用意しても彼らにとっては低品質であることは割と良くある話で
結局雇って専用車両を作ったという曰く付き。
まあ金掛かって仕方ないのですが結果的に問題解決したのでヨシ。
実はその多くが博麗神社に住んでいるわけだが、黙ってりゃわからんだろ
ヨシ