□月 ●日  No1098 超弩級ギニョルの謎


朝倉、夏休みから帰還 グッバイ私の平和な生活。
聖戦に参加したと言うのでなにがあったのだと聞いたら例の物の怪の集まりだった。
きわどい服装は駄目とか色々言われたらしい。 なにを着ていったのかは聞かないでおいた。


幻想郷に巨大な妖怪が出現したと言うことで対策。
妖怪たちの噂ばかりが先行するが、何故か天狗は無反応という珍しい状態。
朝倉が戻ってきたので、状況の再確認が行われている。


幻想郷にも幾つかの巨大妖怪の存在が確認されている。
有名どころは入道「雲山」や、「ダイダラボッチ」がいる。
彼らは通常別の妖怪に支配または帰依しており、人間を襲う可能性は極めて低いが
巨大妖怪と戦う為の必要な戦力はうちの会社でもそれなりに確保しているのが現状だ。


噂が先行しだしているのだが、異変の可能性も捨てきれない人形遣いのアリスが
いざとなったときにの支援用にと変なものを開発しているらしい。
巨大人形を扱う方法ということでこれまた珍しく朝倉に意見を求めている。


朝倉に言わせると、巨大化すると体の各パーツの負荷は累乗で増えてしまい
素材が重量に耐えられなくなると言う。 そこで常に飛翔状態にする必要があるが
今度は体当たりなどの攻撃に弱くなるため扱が難しくなると言う。
コレジャナイロボなど幻想郷にある巨大ロボがなんだかんだで飛び道具ばかりなのは
そんな事情があるようだ。


ボスは天狗が状況を確認できていないため博麗の巫女を出す、即ち異変と認定は
できないという。 何かの誤認だという。
妖怪の山では例の神社の連中が変な事をしているし、それらを見てなにかと勘違いする
可能性はたしかに捨てきれない。


結局人形遣いのアリスに巨大人形を制御するための基礎ノウハウだけ送ることになって
とりあえず今日はお開き。 朝倉が大きい相手だからだ弾幕で倒せると主張していたが
技術部の人間がロボにロボをぶつけるのが男の浪漫と言ってぶつかる場面もあったことを
記しておく。 あいつらよく朝倉に逆らえるなと思う。