□月 ●日  No2547 異変も標準化


スペルカードシステムの維持費って相当掛かるんですよ。
ある程度の標準化とかもあるし、今回追加されたアレ、空間を弄るってカードは
メイド長の時にもあったシステムの拡張版だったわけですが、システムが出てきてから
デバッグコストが半端なかったりするわけです。


白兵戦用のスペルカードも続々開発されてまして、射程距離を短くしたタイマン用の
スペルカードシステムも策定されているわけです。射程距離を短くする代わりに
エフェクトは相当派手になってます。どっちが主でどっちが従かはわかりませんが
少なくても射程距離の短さで周辺環境が守られると言えばかなり重要だったりします。


最大のポイントは下剋上を志向している連中でさえスペルカードシステムの
中に絡めとっているってことなのです。
これがどれだけ重要か。結局のところ標準化しているところが正義なのです。
幾ら下剋上を志しても武器を売っているところは制約がある限り
彼らにできることは限られるのです。


故に彼らはある程度範囲影響の出る術に頼らないといけなかったということになりますが
当然コストもかかるし、術の維持にもべらぼうなコストが掛かるのです。
博麗の巫女たちが武器なしで連中を制圧できたのも術の維持にかかる資源が想定以上に
かかっているからと言えます。


それにしてもですね、下剋上名乗るならスペルカードシステムから離れないと
ダメだと思うのですが、きっとそこまで頭が回らないんでしょうね。