□月 ●日  No2728 構造計算をしよう


 幻想郷で地味に困るのが幻想郷にはコースレッドやタッピングビスが無いってことなんですね。
 止めるためには釘とかを使うしか無い。実のところプラスネジとかもない。
 これも実のところ最近の技術だったりするのですね。


 そんなわけで、幻想郷で木造物を作るというのはかなり骨です。
 マジでコースレッドがないと引きぬき強度が足りなくなるというわけでして
 伝統工法みたいな妙技がどうしても必要になります。


 と言ってもですね幻想郷だってそこまでの妙技が出来る人って
 そうそういないのが実情なんですね。技術の継承は一子相伝ではダメなんです。
 だってそうでしょ、いつ事故で亡くなるかなんてわからないんですから。
 だから皆で技術の底上げをしつつ、技術の継承の他に統合もしないといけないのです。
 実はこのへんは幻想郷も顕界もそう変わらないのですよ。


 最近ですと顕界のアプローチ方法もいくつかとれるんですね。
 構造計算とか、そのへんは昔の計算方法なら幻想郷でも利用できるのです。
 実は顕界では構造計算方法がしばしば改まっていて、その都度古いやつが
 幻想郷で利用できるのです。このへんは恐らく幻想郷にも配慮したルールに
 なっているものだと思います。


 まあ、これだけきちんと作っても今の構造計算は弾幕の衝撃なんて
 考慮してないですけどね。 なーむー。