□月 ●日  No4743

 幻想郷と税制 今回は固定資産税です。
 まあ固定資産税といっても超安い山林扱いの固定資産であり、
 やっぱり妖怪変化から人類への所得移転に運用されるってやつです。
 実際問題として不動産としての価値はほとんどないというか、
 そのすべての地域が実質事故物件であり、土地ころがしに現を抜かしていた
 時代にあってもなかったことにされている点で業が深いです。

 中にはそういうころを開発しようともくろんだ銀行とかもありましたが
 それを狙った不動産業者ごと沈みました。
 かなり大きな地方銀行でしたが、幻想郷の土地がほとんど焦げ付いたのですから
 当然だと思います。だっていけませんからねえ。 
 それに収益も生まないわけですからそりゃ失敗しますって。

 そんな事情もあって土地の価格は二束三文でありまして
 それに伴って固定資産税も安いわけですね。
 もっとも、幻想郷住民が払うこともないですし、結局税金がぐるんぐるん
 しているだけなんですよね。 手続きやってるだけ赤字ってわけです。